■miPlatformとは
    miPlatformはBrowser/Server(B/S)のアーキテクチャのフィルムレスPACSパッケージです。米国FDA、中国CFDA認証を取得、また、
最先端の技術を最も使いやすい形でご提供する実用性は多くの医療施設で認められ、病院全体で
活用できる医用画像ネットワークソリューションとして、世界で急速な拡がりを見せています。
    miPlatformは日々蓄積される膨大な画像情報の中から、必要な情報を効率よく提供するため、
ネットワーク技術と高速画像処理表示技術を組み合わせたオンデマンド画像表示メカニズムにより、
いつでも、どこでも必要な情報を医師が入手できます。また、検査のオートフィルタリングなどにより、
各種モダリティ画像や過去の撮影データとの比較検討なども容易に行える環境をご提供します。
    オープンのアーキテクチャを採用しており、長期にわたる画像運用を実現し、
過去画像に対する軽快なレスポンスを実現しています。
さらに医師の自宅や病院間のリモート運用など様々な新機能も搭載、様々な医用情報システムとの連携や、
miPlatformに検診読影・所見入力システムを統合することにより、
検診業務の読影ワークフローを大幅に効率化することもできます。
施設の規模に応じて最適なシステムの導入、施設の発展に合わせた柔軟なシステム拡張が可能です。
■基本コンセプト
    ① オープンなシステム環境
miPlatformはインターネット技術を採用し、そのままインターネットやネットワークインフラを利用した地域医療連携が可能となります。
効率的なデータ運用を実現するグループ病院などでは、画像データの一元管理を可能とします。メンテナンスツール、バックアップ機能で安心運用。
    ② 直感的な操作性
WindowsOSそのものでの操作を可能とし、だれにでも使える操作環境を提供します。読影及び診療上で必要な情報を、フィルムジャケット
から情報を取り出す感覚で、電子運用が可能となるパワージャケットを搭載しています。
    ③ 常に最新システムアーキテクチャ
最新のHTML5技術を採用し続けるアーキテクチャで「古くならないシステム」とした開発コンセプト。
アプリケーションソフトを継続的にバージョンアップ、ハードウェア更新時には最新のハードウェアにアプリケーションと共に過去のデータを継続的に運用ができます。
■国際標準化への対応状況
    ・<DICOM ver3.0> Storage SCP、QR SCP/SCU、MWM SCP、Print SCU
    ・<HL7 ver2.5> 患者情報(ADT)、検査情報(ORM)
    ・<IHE準拠> Actor:Image Manager/Image Archive、Integration Profile:SWF、PIR、ARI、CPI、KIN、MAMMO
    一方、クライアントへの配信は標準なHTTPプロトコール対応、
    セキュリティ面はSSL対応、
    画像圧縮はJPEG/Wavelet圧縮対応、
    PACSベンダーチェンジにおけるVNA対応をしていること。
    また、その他の各種標準化へ対応。
■PACSシステム概要
    ① HIS(電子カルテ・オーダリングシステム)とリンクし、データの共有化と高速展開により、院内全体での画像運用を提供。
    ② RIS及びレポートシステムとリンクし、モダリティーデータを確実に管理し、データベース化によって効率的なワークフローを提供。
    ③ 院内全ての配信端末に配信される画像はオリジナル画像です。 (モニタ診断でも高品質画像が可能です)
■特色と導入メリット
・従来のフィルム診断体制からフィルムレス診断へ移行できるし、コスト減や収益増を実現する「画像管理診断機能」に加え、独自の「遠隔診断機能」を付加し、医師不足・地域間の医療格差の解消を実現。
・B/Sのアーキテクチャが実現できたので、医師/患者の自宅や病院間のリモート運用など様々な機能も搭載、スマートフォンでどこでも画像がアクセス可能
・複数の端末から同一画像を見ることができるので、気兼ねなく画像参照可能
・心臓、足、頭部など豊富な部位は3D構築機能が搭載
・etc...